経済産業省から、供給設備・消費設備及び特定供給設備に関する技術基準等の細目を定める告示第10条の通達があって、はや6年。
この通達によって、LPガスにおいて『機器接続ネジガス栓はガス器具へ直接ねじ込む』という原則が定められました。
つまりオネジ付きのコックを付け直しなさいという事です。
今までのメネジのコックだと継手のニップルの所作でどんな器具でも簡単に交換出来たんですが、、、、。
予算の無い現場では数千円のコック代と工事費が微増しますので、営業では難儀します。
こちらは検査孔付きのフレキU-Lおねじのガス栓です。
まぁまぁ、高いです(汗。
今までの施工では数百円のニップル代だけだったので、工事代全般の含みで交換しておりましたが、こちらはガス管を元から切り回して工事しますので、お客様に相談しなくてはならない金額となります。
※都市ガスはこの基準からは除外されております。
因みに某東京大手ガス事業者様は専用のメッキのニップルが2種類準備されています。
キッチンの種類にもよりますが、床側に点検口があれば、下からこのように回してスライドの収納庫に干渉しないように結びます。
弊社では基準指針に則り、LPガスを供給させて頂いているお客様のビルトインコンロは、新規交換毎にオネジ付きのコックに交換させて頂いております。
宜しくお願い致します。